子どもの食べこぼしを見つけると、早く終わらせようと床全体を拭きたくなります。けれど、ごはん粒や汁が残ったまま大きく拭くと、きれいな場所へ汚れを運んでしまうこともあります。床掃除は、道具を増やす前に「取る・拭く・仕上げる」を分けてみましょう。

まず、何が落ちているかを分ける

乾いたパンくず、つぶれたごはん粒、こぼれた汁では、最初の動作が違います。手で拾える固形物は先に取り、汁はキッチンペーパーを当てて吸い取ります。水分を含む食べ残しを、掃除機でまとめて吸い込むのは避け、使う機器の説明書に従ってください。

  • 固形物は横へこすらず、つまみ上げるように取り除く
  • 汁は外へ押し広げず、紙を当てて水分を取る
  • 油分やべたつきは、床に適した手入れ方法を確かめる

布は狭い範囲、モップは仕上げと分ける

食べ残しと水分を取り除いたら、残った跡をぞうきんで拭きます。汚れた面を折り込んで、きれいな面へ替えるのが目安です。広い範囲も拭きたいときにモップを使う、と分ければ、少しこぼしただけの日に毎回大きな道具を出す必要はありません。

水拭きできるかは、フローリングの材質や塗装、コーティングによって異なります。床のメーカーや施工時の案内を確認し、使える場合も水を含ませすぎずに拭きます。洗剤やアルコールは、床と道具の両方に使えるものだけを選びましょう。

買い足す前に、食後の一回を試す

まずは手持ちの紙と布で、椅子の下を片付ける流れを試してみてください。紙を取り出すのが不便なのか、布を洗っている間の替えが必要なのか、広い範囲を手で拭くのが大変なのか。困るところが分かってから、それに合う道具を足せば十分です。床に使った布は食器用と分け、使ったあとに洗って乾かす場所も決めておきましょう。